終わったぁ・・・ワールドカップ・・・
1ヶ月、毎日のように寝不足が続いたワールドカップが、ようやく終わりました・・・
ブログ書く気にもならない毎日でしたが、今大会の印象をつらつらと。
●ジダン頭突きで、イタリア優勝でエンディング。なんとも複雑な印象を残す結果でしたが・・・
人種差別的発言があれば、それは大いに問題にすべきだと思います・・・が、それは
ともかく、イタリアは優勝にふさわしいプレイはやっていたと思います。素直に「おめでとう」、でしょやっぱ。
あの前回大会・韓国戦の、ありえないいんちき審判(間違いなく収賄されてたわな、ありゃ)で、ひどいー負け方したイタリアが、今回こういう優勝という結果になったのも、なんだか運命を感じますね。
ほんと野人ガットゥードの迫力あるディフェンスに代表される、忍耐強くガッツあるプレイは素晴らしかったです!イタリア、よくやったす。
●しかしながら、MVP獲得のジダンも、自分は真っ当な判断と思いますね。優勝候補にほど遠かったフランスをあそこまで勢い付けさせたのは、間違いなくジダンです。あ、ビエラもよく走っていたし、アンリより今回はビエラ、よかったす。
●ドイツもよかったすねー。開催国のアドヴァンテージでなんとか、つーか、度々言うがいんちき混じりに勝ち進んだ日韓戦の両国なんかと比較にならないほど、充実した内容での3位。さすがでした。カーンとレーマンの感動シーンも、よかったし。ゲルマン魂、ここにありだのー。クリンスマン監督もいちいちアクション多げさで、若々しくて、よかったな。
●こら、ブラジル。フランス戦でのあのプレイは何じゃい!?こてんぱにやられた日本の立場上、もっと目のくらむような魔術的プレイを期待していたのに。やっぱ、予選含め、格下チームとばかり試合していたのがまずかったんだろうな。調子上がらんわな、それじゃ。怠ける王者、久しからず、でした。つーか、フランス戦で1トップにしたの、それが敗因です。ジーコと同じく、無采配のパレイラ監督が戦犯か・・・あー、ロナウジーニョの変態プレイが見れなかったのはほんと残念だぁあ!
●意外と、つーか毎度毎度ベスト16どまりで、注目されてませんがメキシコって、いいチームだなぁ、と。
チビぞろいなのに、へたらない足と細かいパスワークと忍耐強さで、いつもあきらめないプレイしていて、すがすがしいチームです!というか、日本がいきなりブラジルやドイツ目指すのは不可能だから、まずは目指すべきはメキシコ!という意味で、好きなチームです。
●ポルトガルもがんばった!フィーゴの少々じじむさいが味のあるプレイもよかった!まだ21歳、クリスチャーナロナウド。いいねぇ。早いねぇ。若いねぇ。あのゴール決めたあとの、一呼吸おいての雄たけび!見せ方わかってらっしゃるね。天性のスター、な感じだね。
●イングランド。ベッカムって、やっぱすごい精度だな、としみじみ。しかし、退場になったあのルーニー。豆タンクサイズなのに、あの重量感と迫力と、あつかましさ。これぞフォワード!こういうばたくさい、おっちゃんくさいパワーが、ほんとうらやましく感じましたね、日本代表フォワード陣を見た後だと。ほんとこんなルーニー見て、かlちょいー、と思うなんて、少々くやしいが。
●アルゼンチン戦はかなり見逃してしまいました・・残念・・・だが、あの25本のパスワークは、おもろかったすね!つーか応援席のマラドーナ、キャラ立ちすぎ・・・
●中田引退・・・さみしいすね。ほんと中田は、偉かったよ。あんだけ自分に厳しく、プロ意識が強い中田がいなくなって、どうなるんかな。と皆感じたことでしょう。今大会で、立ち上がれないほど全力を尽くし、心の底から無念と感じたのは、ほんとに中田だけだった。悲しいすね。でも29歳の彼に、監督の責任まで押し付けてしまった川渕はじめとするJFAの責任は想い。
また、今日のテレ朝総集編で、セルジオが言っていた発言は、よかった。
この中田引退を単なる彼個人の美談にするな、と。彼が一人で重圧を感じ、責任をしょいこんで、本人にとってサッカーを苦しいものにしてしまった日本代表他メンバー、協会の責任は、しっかりと反省しなきゃ、日本は100年後も同じ立場でへたれサッカーやってるぞ、という指摘は正しい。うるせーカビラ兄弟はじめとする、無責任マスコミが、日本の敗因を真摯に究明する姿勢がなきゃ、ほんと4年後もないです・・・
生者は、「敗者」に鞭打つ責任も、あるんですよ。歴史を学習しない日本人のレッテルは、もうコリゴリす。
●マスコミからみでは、PKKUMYYさん 指摘の通り、炎天下での2試合連続の試合をさせたJFAの目先しか考えないやり方。ほんと腹たつわ。詳しくは、上記をクリック。
ふう。思いつくまま走り書きして少しすっきり。
今回は決勝リーグに入ってからはほとんどの試合を見てきて、今は、ほんと楽しかったなぁ、としみじみ。
日本代表のプレイに一喜一憂していたんじゃわかりゃしない、サッカーの面白さを体験できたし。
またこれだけ世界レベルの試合を見たおかげで、日本の敗因もよくわかったし。
なんかサッカーって、ドラッグだねぇ。癖になるねぇ。たかが1点がなかなか入らないし。長い便秘の後のお通じみたいな快楽が(違うか?)・・・勝利に伴う。野球じゃ味わえない快楽ではなかろうか、これは。
さぁ、次は2010年!日本代表にもちろん期待はしますが、中田みたく自分にも他人にも厳しい中田後継者的な人物が、本気で!
「日本は世界と戦う準備ができている」
という試合を見てみたいもんですね!過度な期待せずに。