うれしいお話②・・ミュージシャンBITOが、コンテストで入賞!! | ネオ・ビジョンかわら板

うれしいお話②・・ミュージシャンBITOが、コンテストで入賞!!

以前このブログでも、簡単に紹介した ミュージシャン、BITO、「東京キャラクターズバトル」 という、新しいコンテストで見事、グランプリを獲得いたしました!


以前も記しましたが、歌唱力はもちろん、その作詞能力がすばらしいなと思っていたのですが、今回のコンテストでは、特に歌詞について高い評価を得たそうです。賞を獲得したのがうれしいのはもちろんですが、自分が感じていた部分と同じその作詞部分での評価がとてもうれしい。


BITOの詩は、ブルースと民謡ををごちゃまぜにしたような、独特の節回しの歌い方のせいか、一見ものすごくエネルギッシュで情緒的な印象を残すんだけど、そうした楽曲郡の中にも、何かを突き放しているような、対象と一歩距離を置いているような、独特の「静謐さ」があると個人的には感じています。


包み込むような、まとわりつくような、どちらかというと湿度や粘度の高いといえる歌声。

そこに重なる、「心象風景」を巧みに用いた、どちらかといえば乾いた詩の世界観。




以前も一部、詩を記した「レボリューション」。自分は大好きなんですが、この歌には特に、自分の好きなBITOの世界観がつまっているような気がしています。

受賞記念ということで、勝手に全文を掲載しちゃいます(こういうとこに詩をのっけるのは、著作権違反だの、プライバシーの侵害だとか言われるかもなんですが、いいと思ったものは、自分は素直に書いてしまいますよ、いいよね?BITOくん)


「レボリューション」


草むらに匂い立つ熱い炎

時が季節に愛想つかせても


打ちあがる花火は変わらず見事で

君を明日も呼び出したくなる


絵のように とまったまま笑うだろか

歌のように 悲しみはうずまくんだろうか



君の中でも


YOU FEEL


ネボケーション


YOU FEEL

レボリューション


やさしげに水面打つ、長い雨

時が季節に何を忘れても


もれ流れる寝息は 変わらず確かで

君を明日も 呼び出したくなるのさ


絵のように とまったまま笑うだろか

歌のように 悲しみはうずまくんだろうか



絵のように とまったまま笑う僕

歌のように 悲しみはうすまくんだろうか


君の中でも


YOU FEEL 

ネボケイション


YOU FEEL 

レボリューション


※歌詞、ヒアリングなので間違いあればご指摘くださいな。特に「ネボケーション」部分・・




詩だけでは伝わりにくいかもですが、素敵な歌です、ほんとに。


以前のgaou時代の、少々攻撃的な詩の世界とは、少しづつ変化してきているBITOの音楽ですが、

いい意味で、大人な表現をしてきているんでしょうね。


「草むらににおい立つ青い炎」

「やさしげに水面打つ長い雨」


こういうフレーズ、「心象風景」として、見事だと思います。またこういうフレーズがあるからこそ、情熱的なヴォーカルが、一歩距離を置いたところから響いてきて、結果、「レボリューション」という、想いに着地すろのではなかろうか・・



本人の飄々とした風情とあわせて、この歌を聴くと、染みます。


とにかく、今後の更なるご活躍を期待しております。

いずれPV、作らせてくださいねー!!